美しく透き通ったピアノ [音楽]

小山実稚恵の夜想曲集
ノクターンをひとまとめに

夜の音楽。
ピアニスティックな表現を極力押さえた演奏が魅力的です。
夜想曲(あるいは夜がテーマの曲)ばかりを集めたからといって、
決してロマンチシズムに溺れるわけでもなく、
作曲家の描いた夜の音楽を体現させてくれる
シンプルな演奏に好感が持てました。

美しく透き通ったピアノ

このCDは、ピアノ曲の小品夜想曲を集めたものです。どの曲も小山さんのすばらしく、かつ、芸術的な感性が感じられていて非常に美しい演奏、と思います。特に、3曲目から5曲目のフィールドとショパンの夜想曲は、何か日本人にもなつかしく親しみが感じられる曲です。それでいて、芸術的に深いもの、音色の美しさも感じさせられるので、非常に満足しています。

夜想曲集


グレゴリー

クラシックはよくわからないけど・・・/コイン [音楽]

村治佳織のパストラル
話題だから聴いてみたが、がっかりした。

 今話題の人だから聴いてみましたが、大萩康司さんの『シエロ』の素晴らしい演奏を聴いた後だったからか、とてもがっかりしました。音が出ていないし、下手だし、個性が無い演奏なんです。録音が酷いだけとは思えないんです。『パストラル』だけが駄作なのか、それともいつもこんな演奏なのか、誰か教えて下さい。ラジオを聴いていると、優しそうなおねえさんなんだけどなぁ...。

落ち着いた音楽を聴きたい人に

 ギターというのは派手さはないが、落ち着いた気分にさせてくれる。村治の演奏には何かを狙ったところはなく、ギターの魅力を素直に受け取ることが出来る。ものがギターだけに、小さめのヴォリュームにしないとその良さが伝わってこない。ミニコンポ推奨盤。

クラシックはよくわからないけど・・・

花びらがゆっくりと咲き始める、そんなゆったりとしたギターの音色に誘われ、ついうつらうつらとしてしまうような気持ちいい音楽。アランフェス交響曲などの作曲者であるスペインのロドリーゴの作品集、なんて言ってもクラシックにはまったく疎いのでよーわからんのであるが、この音色の美しさはわかる。現代的な感性による解釈と、若さ溢れるしなやかな演奏がいい。

パストラル

懐かしい景色を連れてくる音 [音楽]

宮本文昭のサンクス!
懐かしい景色を連れてくる音

・宮本さんが主役のアルバムなのに、オーボエが必要以上に
 出過ぎていないバランスのいいアルバムだと思います。
 音楽全体の調和のなかに、オーボエが必要な役割を果たしている感じがします。

・ベスト的な位置付けのアルバムとしては、風笛を入れるなど15曲程度の選曲にしても
 良かったのかなと思いますが綺麗にまとまった一枚になっています。
・2曲目はタイトル名となっている映画のテーマ曲でした。

・クラシックの棚に置かれやすいCDですが、このアルバムはクラシックという固い
 カテゴリーを越えて、癒し系音楽の先がけ的な意味のあるアルバムだと思います。
・穏やかな優しさにあふれた曲が多く、暗い展開の曲もないため、落ち着いて聞ける
 アルバムになっています。全体的に、なんだか懐かしい空気を宮本さんの演奏が醸し出しています。

・個人的にライブイマージュでの宮本さんの話かたや、衣装が懐かしく思います。
 このアルバムにもイマージュつながりの方々が携わられているのをファンとして嬉しく思います。

宮本文昭の美学 頂点に立ったままオーボエを置く

彼がオーボエを置いて早1年が経ちました。オーボエという管楽器をメジャーな存在に引き上げた功績は大きく、多くのファンがその引退を惜しむのは当然で、全盛期に楽器をおく、というのは宮本美学の表れだと感じています。

宮本文昭の最大の特徴はその甘い音色にあります。実に微妙にビヴラートのかかりが良いので、どんな演奏でも、他の楽器に紛れることなく旋律線が浮かび上がってきます。こんな芳醇で魅惑的なオーボエは聴いたことがありません。透明で、伸びやかで、爽やかで、ハートフルで・・・・・。

クラシックもジャズも自由自在に奏でる技術は勿論ですが、オーボエの音を聴いて奏者を判別できるのも彼の個性が卓越していることに他なりません。ロングトーンの美しい響きは、心底感銘を覚えるほどです。

このアルバムの特徴は、大島ミチル、三宅一徳、加古隆、鳥山雄司、角松敏生、羽毛田丈史、S.E.N.S.そしてDEENなど素晴らしい作品を生み出してきた偉大なコンポーザーの曲の素晴らしさと宮本文昭の演奏の組み合わせにより比類なき音楽が生み出されたことにあります。

全体的な印象は、朝のめざめに最適な爽やかな作品が多く、どれも共通しているのは美しい旋律を浮かび上がらせるオーボエの魅力に尽きます。娘のヴァイオリニスト宮本笑里との共演「Smile for Her」も収められていますし、悲しみをたたえた「白鳥の歌」や宮本の書き下ろしの「Dawn Flight」の爽快さ、大島ミチルの「明日の記憶」は映画の思い出とともに心の奥底まで染渡るステキなものです。

木管楽器の中で比較的地味な印象を持つオーボエをクラシックファンだけでなく、ジャズファンや一般的な音楽ファンにまで広めた功績は計り知れません。宮本文昭の素晴らしさを本アルバムで堪能してください。

僕がオーボエ吹きとなる、きっかけになった方のラストコンセプトアルバム

私事なんですが、僕がオーボエを持つきっかけになったのが、宮本文昭先生なのです。風笛が初めて聞いた曲でしたが、その澄み切った伸びのある音を聴いた瞬間に鳥肌が立ち、『俺にはオーボエしかない!』などと思い、高校から始めました。全くの初心者から始めた事もあり、色々苦労もありました。

そして、現在僕は大学1年生。大学の交響楽団で自分のオーボエ片手にクラシックを吹く毎日です。そんな、キッカケを与えてくださった大先生が来年3月を以て奏者引退やなんて!信じられません。でも、若きオーボエ奏者を育てるのと、奏者としてもポテンシャルの両立が難しいんでしょうね・・・。

曲はどれも圧巻の一言。シュプリンガーから鳴る音は非常に澄んで透明度の高い音です。オーボエでは鳴らし難い高音域の伸びや透明度は正に先生ならでは!特に"過去の記憶"と"The Aim and End"はオススメです。

サンクス!


さまよえる心の風景 [音楽]

加古隆の水の前奏曲
さまよえる心の風景

 霧のかかった森の中をさまよっているように、不安で、空しくて、胸が痛くなるような、でもそこには優しい光がさしている加古隆さんのピアノが大好きです。
 まるで一連の即興曲のような12の短編詩集。「水の前奏曲」のタイトルがぴったりのこの作品は、北海道トマムにある「水の教会」(建築家・安藤忠雄氏の作品)と出会い、再び新緑の季節に訪れた時にひらめいたそうです。
 夜に・深き海の底より・三つの夢・さまよえる伝説の湖・古代より星は・・・そんなタイトルと同じ気分の日には、自然にこのCDをかけてしまいます。 

音色がかもしだす癒しの世界

 ピアノソロアルバム。彼の弾くピアノの音色が表現する世界はとても優しく、少し哀しい癒しの世界。このCDでは一曲目からその世界に引き込まれる。淡いピアノの音色が日ごろの疲れを消してくれる癒し系音楽。

水の前奏曲

ブラボー!! バンドネオン [音楽]

小松亮太のザ・ベスト
ブラボー!! バンドネオン

以前からバンドネオンの突き抜けるような音色と小松さんが好きで、昨年幸運にも小松亮太&オルケスタデティピカのライブに行けることになったので、このアルバムを購入しました。
バンドネオンを閉じたり開いたりする音(?)まで収録されていて、演奏している姿が目に浮かんでくるようです。
母のお気に入りはタンゴの定番「ラクンパルシータ」、私のお気に入りは「スターネオン」です。ちなみに「スターネオン」はタンゴではありません。
素晴らしい音楽(演奏)は、聴いているだけで、その曲の情景が映画のように浮かんできます。
タンゴが好きではない方も聞いてみる価値ありです。

はじめてのタンゴ

たまたま聴いていたラジオにゲストとして小松亮太さんが出演していて、そのノリのよいしゃべりと、はじめてちゃんと聴くバンドネオンという楽器の音色に魅せられ、衝動買いをしました。タンゴといえば、あの情熱的なダンスを連想し、濃厚で重厚なイメージでしたが、このCDはもっと軽く聴きやすい感じに仕上がってるように思います。映画、TV番組やCMに挿入された曲も入り、私のようにはじめてタンゴを聴いてみようという方にはおすすめです。

ザ・ベスト


鳥になったように聴こえる [音楽]

村治佳織のAMANDA

村治佳織 新世界!

今まで村治さんの演奏はソロギターしか聴いたことがありませんでした。
ストリングスと綺麗に絡み合った爽やかな響きは、クラシックギターの世界に新しい風を吹き込んでくれたかのようでした。
特に一曲目。毎日聞いています!

村治佳織はどこへ行く?

村治佳織の初のクロスオーバー・アルバムで、ファンにはうれしいDVDも付いている。確かにストリングスにのってメロディーを奏でる村治のギターは心地よいが、ギタリスト村治としてはこの路線はどうなのだろうか。若くして人気が沸騰し、メジャーのDECCAに移籍した村治はどこに行こうとしているのか?サンバーストなどのラテン系の曲、カヴァティーナなどのポピュラー、そしてなによりアランフェスやロドリーゴのソロでの正攻法の名演奏が懐かしくなるのは私だけか?

鳥になったように聴こえる

CD一曲目「Ciel?空? 」イメージですが・・・
ストリングスのサウンドが大きな風のように聴こえ、
村治さんのギターサウンドが風に乗り軽やかに空を飛ぶ鳥のように思えました。
・・・イメージ・・・
不思議と最初のギターソロで谷筋を遡る鳥のように思え
ストリングスのパートに変わる瞬間にその鳥が山々の頂に達し風と共にどんどん高度を上げ見果てぬ遠くの空に向かっていくようなイメージがしました・・・

5曲目の「Juin」も穏やかでやさしいサウンドの心地よさに心がジーンとしてくるのは何故だろう。作曲の松本俊明さんやアレンジャーの大島ミチルさん達の心意気と村治さんやストリングスの演奏が最良なマッチングを導きだしたのだろうか?などと思ったりする。

他の収録曲も心地よい緊張感を感じ飛ばして聴く演奏が無いと思います。
DVD収録の映像と演奏も良いのですが清く演奏のみに絞ってCD一枚に収めても聴き応えは十分だったのではと思えるところ(個人的意見ですよ!)

もしもこのセッションでお蔵入りになった演奏があれば是非とも聴いてみたい。今すぐでなくても時代を経ても良いから私はもっともっと聴いてみたいと思います。

AMANDA(DVD付)


タグ:村治佳織

まったく古さを感じさせない音楽の響き [音楽]

小澤征爾の武満徹 ノヴェンバー・ステップス

自分にとって「現代音楽」との邂逅となった1曲

 高1か高2の頃、友人が聴かせてくれた武満氏の初期作品「アステリズム?ピアノと管弦楽のための」こそが、自分にとってはいわゆる「現代音楽」との邂逅であった。明確なリズムの存在しない、不協和な音の塊。音と音との間に絶妙の間合いではさみ込まれる「沈黙」。著書『音、沈黙と測りあえるほどに』の題名をそのまま体現したかのような音楽。そして曲の終盤に現れる、聴く者に生理的恐怖感さえ感ぜしめる大音響のトゥッティ。すべての楽器の音が渾然一体となって、圧倒的な音量で迫ってくる様は、とても言葉で表現できるものではない。この曲については、かの村上龍氏も何かのエッセイで言及していたように思う。
 そのとき聴いたのは『小沢=武満’69』というLPで、他にも氏の代表的初期作品「弦楽のためのレクイエム」「グリーン」「地平線のドーリア」が収められていた。このCDはその4曲に「ノヴェンバー・ステップス」を追加したもの。どの曲もみな信じがたいほどの美しさを湛えている。無調の音楽、不協和音を主体とする音楽がこれほど美しいとは。初めて聴いたときは、それまで明確な調性を有する音楽しか聴いたことがなかったウブな高校生にとっては、衝撃以外の何ものでもなかった。
 改めて聴き返して、その頃を懐かしく思い出すとともに、まったく古さを感じさせない音楽の響きに、今さらながらに驚いている。

40年前 ニューヨーク州サラトガ音楽祭のプログラムから

今から41年前、1968年8月17日、Saratoga Performing Arts Center 1968 Season に小澤征爾さん指揮、鶴田、横山さん、フィラデルフィアオーケストラ、ピアノは J.Browning との共演のプログラムが見つかった。この曲はニューヨークで作曲されその年1967年11月が初演と云うから、まだほとんどの聴衆がこの曲を知らない時といえる。残念ながら私も知らない音楽ファンの一人で、この音楽会には出かけなかった。
遅ればせながら、懐かしさも手伝ってこのCDを購入した。
この曲を聴いてみて、当時の海外に住む日本人知識人層の知性への憧れ、洗練され神経質ともいえる純粋さ、決して日本的なものを西洋音楽に融合させるのではなく、言い訳を必要としない純粋な音楽の創造を目指し成功した作品であったと思う。
夏のリゾート地、半野外の大きな会場でこの曲が選ばれて演奏され、アメリカの聴衆にどんな反応を与えたか、この音楽会に出かけなかったことがいまさらながら惜しまれる。

仕事のbackground musicには向きません

僕が持っている武満の唯一のディスクです。どういうわけか職場においてあり、休日出勤の際に仕事をしながら、いつもかけるのですが、どういうわけか、仕事との相性はよくないようです。エクセルのワークシートをベースに、日経平均のdownslideシミュレーションがらみの作業をやったりすると頭がいらいらしてきて気が狂いそうになってしまう作品ばかりです。映画音楽(古都)として使われる際にはぴったりなのですか。

武満徹:ノヴェンバー・ステップス

タグ:小澤征爾

チャイコフスキーのロマンが十分に [音楽]

庄司紗矢香のチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

小さくまとまっている

庄司さんのバイオリンは初めて聞きました
好感が持てる音色で 本人を見たことはありませんが 小柄で華奢な感じのちょっと背伸びしてみた そんな音色でした
バックのオケが 指揮が 確かにテンポが遅いし チャイコフスキーの音楽にしては妙にきれいすぎる印象を持ちました
チャイコフスキーの音楽の自分の印象は かわいらしい音楽と違う「1812年」に表れるような 象の 熊の そんなイメージ(ってどういうの?)なんですけど ちょいモーツァルト意識しつつって感じかなあ
う?ん 好みが分かれるか… 
嫌じゃないけどチャイコフスキーはこんなきれいな感じにまとまると変なカンジでした

メンデルスゾーンは作曲家についてあまりよく知らないけど曲は有名ですね 
これはチャイコフスキーほどの違和感はなくすんなりと聞けました
きれいにまとまってました

チャイコフスキーのロマンが十分に楽しめます。

バンドが東欧らしく、チャイコフスキーの音楽が楽しめる。ヴァイオリンは丁寧で、かつ愛らしく、かつ場面の展開表現が豊です。チャイコフスキーのこの曲を1枚買うとしたらとても楽しめる1枚では無いでしょうか?

素晴らしい

素晴らしい演奏です。あの独特の味わい深い音色は彼女にしか出せないものだと思います。小さな体からは想像もつかないような力の入った演奏で、大好きなチャイコを情感豊かに奏でており、毎日飽きずに聞いています。やっぱり彼女は良いです。
チョン・ミュンフンの指揮は全般的にテンポが速いのですが、オケの演奏(特に金管のバランス)と彼女の演奏力が合わさると思った以上に聴き応えがあって、中々どうして聴いているうちに結構好きになりました。


チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲


子どもたちへの子守唄/ファンデ [音楽]

仲道郁代の田中カレン/こどものためのピアノ曲集

星めぐりの歌が聴こえる。素敵なピアノ小品集ですね。

 全天88の星座から16の星座を取り上げ、四曲ごとのまとまりで構成された作品。一曲が40秒から、長いものでも3分とかからない小品集。星座名にもなっている動物たちが、「星のうた」1?4を境にちりばめられ、キラリと光り輝いています。吉松 隆のピアノ曲の名品、ふたつの『プレイアデス舞曲集』(田部京子のピアノ)に通じる趣がありますね。

 全部で二十の曲のなかでは、天の川のように作品全体の架け橋となっている「星のうた」1?4と、ちょこまかした素早い動きの「かに」、きらきらしい「うお」、白いつばさで天翔る「はくちょう」の七曲が魅力的。夜空に広がる星座のファンタジーいうのを感じました。

 綺麗な鉱石を思わせるピアノの小品を、素直な、美しいタッチで弾いた仲道郁代(なかみち いくよ)の演奏も素敵ですね。好感の持てるものでした。1997年6月9?13日にかけて、福島県棚倉町文化センター「倉美館(くらびかん)」での録音。

 ひとつ残念だったのは、CDジャケット・カバーの写真が作品にふさわしいものでなかったこと。小さな子どもの手にお母さんが手を添えて、ピアノの鍵盤に導いている写真がカバー中央に置かれているのですが、このピアノ小品集の曲想とは全くかけ離れた、センスのないものだと思ったなあ。作品、演奏とも期待を上回る出来映えだっただけに、このジャケットカバーは、本当に惜しい。★ひとつ減らさせていただきました。

子どもたちへの子守唄

20世紀の音楽が『プレイアデス舞曲』の吉松隆氏の言う音楽ばかりでなく
たとえば、この田中カレンの作品集【星のどうぶつたち】も
同じようにシンプルで夢を見るような小品集です

ここでは“星のうた”を4曲間に挟んで16の星座が登場します。
子守唄のように優しくそして幼子を寝かしつける際に傍らで語り継ぐ星の物語

長い曲でも“ライオン”の2分52秒しかありません。

「夜空のお星さまにはお話しがあってね…」

隣でいつのまにか
スヤスヤと眠りにつく我が子の寝顔を見てホッと安心する瞬間
思わず抱きしめたくなるぐらい。

この作品集も愛らしくシンプルで
どの曲にも子どもの笑顔や安心して腕の中で寝息を立てる優しい顔が浮かんできます


思わず自分でも弾きたくなってしまうかもしれません。
楽譜も出ているので、ぜひどうぞ。

こどものためのピアノ曲集 星のどうぶつたち

子供のための「銀河鉄道の夜」

「こどものための」というキーワードに迷って長らく買わずにいましたが、
このCDを入手し、聴いてみて「もっと早く買うんだった!」と思いました。

子供向けとは言いながらも、かなり音楽性の高い曲集だと思います。
たとえて言うなら、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」と、ムソルグスキーの
「展覧会の絵」を足して割ったような感じです。

仲道さんの演奏もすてきで、「うお」は魚が体を細かく震わせている感じが
よく出ていますし、「はくちょう」のクリスタルで透明感のあるアルペジオは
さしずめ「銀河鉄道の夜」といった感じです。

ピアノを習っている方は、楽譜と一緒に買うことをお勧めします。

田中カレン/こどものためのピアノ曲集

ファンデ

大人の音色ですね/エスティローダー [音楽]

川井郁子のナチュール

しなやかに伸びる音たちが素敵です

パッショアナータと両方購入したのですが、個人的にはこちらのほうが好みです。
パッショアナータも良いのですが、アレンジ無しのクラシックが耳に馴染んでいるため
少し違和感を覚える時があります。
どちらも素敵な曲が満載ですので、主題のイメージを膨らませながら聞くと楽しいです。
良いアルバムです。

必要なもの

大人の音色ですね
空気感がよく癒されます。
「静」・・現代人に一番必要なものかも知れません。

ナチュール(Nature)

エスティローダー

タグ:川井郁子

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