さまよえる心の風景 [音楽]

加古隆の水の前奏曲
さまよえる心の風景

 霧のかかった森の中をさまよっているように、不安で、空しくて、胸が痛くなるような、でもそこには優しい光がさしている加古隆さんのピアノが大好きです。
 まるで一連の即興曲のような12の短編詩集。「水の前奏曲」のタイトルがぴったりのこの作品は、北海道トマムにある「水の教会」(建築家・安藤忠雄氏の作品)と出会い、再び新緑の季節に訪れた時にひらめいたそうです。
 夜に・深き海の底より・三つの夢・さまよえる伝説の湖・古代より星は・・・そんなタイトルと同じ気分の日には、自然にこのCDをかけてしまいます。 

音色がかもしだす癒しの世界

 ピアノソロアルバム。彼の弾くピアノの音色が表現する世界はとても優しく、少し哀しい癒しの世界。このCDでは一曲目からその世界に引き込まれる。淡いピアノの音色が日ごろの疲れを消してくれる癒し系音楽。

水の前奏曲


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